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民間社会福祉施設職員等海外研修・調査:参加者の声

衝撃!感動!魅了!驚き、反省、改善、努力、と挙げればきりがないが、いろいろな思いが交錯する研修であった。最初に降り立ったコペンハーゲンの空港から感じることが多かった。車いすを利用している人が目立ったことに加え、その人達をサポートする体制が整っていた。タクシーを拾うような感覚で、障害を持った方や足を怪我している人が空港の中で移動サービスを受けていた。街中でも自力で車いす移動している人が多く、自分でなんでも行うという意識を強く感じた。障害を持っていることで分け隔てがあるわけではなく「全てが平等で変わりがない」という感覚がスウェーデンとデンマークでは根強いのだと日を追うごとに感じ、自分の携わっている仕事に対しての捉え方が、少しづつ変化していくことを実感できる時間であった。
この研修で訪問した2か国とも、障害者のケアに関わる職員が、自立支援の視点をしっかり持ち、自己決定、自己選択を尊重している事を非常に感じ取ることが出来た。障害があってもその人の成長や、可能性を諦めることなく信じ、様々な工夫や取り組みを行っている姿勢を見て、日頃の自分の自立支援の姿勢がいかに表面的なものだったかという事に改めて気づかされた。そういった部分は、文化や歴史が異なれども、もっと取り入れていくべき考え方だと感じ、今回の研修の大きな学びとなった。福祉制度や経済情勢が変わっても、この姿勢だけは変わることなく大切にしていきたい。
今回の視察で一番感銘を受けた事は、カナダもアメリカも、入居者の表情がみな生き生きとしていることだ。施設内でのアクティビティが充実しており、認知症の段階に合わせたアクティビティが提供されているため、入居者はとても有意義な時間を過ごせているのではないかと感じた。また、職員のモチベーションも高く、みなが自分の仕事に誇りを持ち、主体的におこなっており、仕事に対し価値を見出しているように感じた。私自身今後も介護の仕事に誇りを持ち続け、この経験を少しでも現場に伝えていきたいと思った。
カナダやアメリカでは当たり前のように様々な施設に様々な形でボランティアが活躍していることに驚いた。日本のボランティアの感覚とは少し違い、施設の理事や配食サービスの食事担当など多岐にわたり活動されていた。そういった意識は幼少期からの教育やあたりまえに行えることの感覚はこれからの日本にも必要だと感じた。そのような中でも「自己責任」や自己負担の多さなど両極端に感じてしまう社会の中でこれからの課題をどのように考え、解決していくのか今後もぜひ見ていきたいと思った。他を知って改めて日本の福祉制度を考えるきっかけになったし、日本の良さを見ることができた。
まずオーストラリアの人々の人生設計は自分で決めるという強い精神に圧倒された。方向性を自分で決めているだけに、したい生活を楽しんでいる姿が印象的だった。だから介護者もその気持ちを支え、生活を一緒に楽しんでいる。双方が支え合い、相乗効果をもたらしている。そして、何より「ノーリフトポリシー」の理念。介護者を国が守ろうと取り組んでいること。私の職場でも“介護者が身体を壊してはどうしようもない。利用者と同じく、介護者も大切”という理事長の考えは一貫しているが、私も含め現場で働く者の意識がなかなか改善しない。時間がないを理由に、身体を酷使することが当たり前になっている現状がある。つい後回しにしてしまう介護者ケアに取り組んでいこうと改めて思った。
現地のご利用者との交流の際、自分の言葉が通じない不安感と相手のことを理解できないもどかしさを感じたが、相手の目を見て笑いながら関わることで楽しい時間を過ごせた時に、普段関わっている認知症の方も似た様な気持ちになるのではないかと気づくことが出来た。日頃言葉ではなく表情やしぐさの大切さは分かっていたつもりだが、それを体感する機会がなかったので、自分にとっては大きな経験だった。
帰国してから、実際に担当している子どもたちに「森の保育園」は森の中でご飯を食べ、ハンモックでお昼寝もする話をしたら、目をキラキラさせてよく聞いていた。日本では衛生、清潔を第一に考えてしまいがちだが、森の保育園の園長先生がおっしゃった「子どもの成長には汚れる必要がある」と泥んこだらけで遊ぶ子どもたちはとても楽しそうだった。自然の中で2歳の子が自分より高い木に自分で登り、保育者は「あぶないよ」と否定的に声をかけるのでなく、「やってごらん」というように、温かい目で見守っていた。子どものやる気を大事にすることで、自己肯定感を高める。今の日本の若者たちに一番必要なことだと思う。
ドイツ、フィンランドの子どもたちと言葉が通じないことも多かったが、ジェスチャーやスキンシップ、日本の玩具(紙風船が人気!)でたくさん心を通わせることができた。
今回視察した園は保護者に参加してもらう機会が多くあり、保護者もそれぞれのできる形で参加しており、その中で園に対する意見、要望も忌憚なく出してもらっているようだった。また、フィンランドでは子ども一人ひとりの成長計画を保護者と一緒に作成するという。日々も何かあれば来てもらって話をするなど、保護者を巻き込んで子どもにとってのより良い環境を作っていこうという風潮があるとのこと。「日本でも大丈夫ですよ。話せばきっと」と通訳の方に励まされた。
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