介護福祉士国家試験
出題基準・合格基準
介護福祉士国家試験合格基準
(1)全パート受験した者
- ① 次のア、イの条件を満たした者を合格者とする。
- ② ア、イの条件を満たさない者でも、次のウの条件によりパートごとの判定を行ない、すべてのパートごとの合格基準を満たした者(パート合格の有効期限内の者に限る。)を合格者とする。
- ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数(以下、合格基準点という。)以上の得点の者。
- イ アを満たした者のうち、以下の11試験科目群すべてにおいて得点があった者。
①人間の尊厳と自立、介護の基本 ②社会の理解 ③人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術 ④生活支援技術 ⑤こころとからだのしくみ ⑥発達と老化の理解 ⑦認知症の理解 ⑧障害の理解 ⑨医療的ケア ⑩介護過程 ⑪総合問題
なお、配点は、1問1点の125点満点である。 - ウ 次のパート別内訳表のすべてのパートを受験した全受験者の、各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準点を按分して得られる各パートの点数以上を得点し、かつ、当該パートを構成する試験科目群すべてにおいて得点があった者。
パート | 試験科目群 |
---|---|
A | ①人間の尊厳と自立、介護の基本 |
②社会の理解 | |
③人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術 | |
④生活支援技術 | |
B | ⑤こころとからだのしくみ |
⑥発達と老化の理解 | |
⑦認知症の理解 | |
⑧障害の理解 | |
⑨医療的ケア | |
C | ⑩介護過程 |
⑪総合問題 |
(2)一部のパートのみ受験した者
次により、パート別内訳表のうち、受験したパートごとの判定を行ない、すべてのパートごとの合格基準を満たした者(パート合格の有効期限内の者に限る。)を合格者とする。
- すべてのパートを受験した全受験者の、各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準点を按分して得られる各パートの点数以上を得点し、かつ、当該パートごとを構成する試験科目群すべてにおいて得点があった者。
- (注意1) 配点は、1問1点でAパートは60点、Bパートは45点、Cパートは20点の125点満点である。
- (注意2) パート合格は、パート合格した試験の翌々年まで有効である。
- (注意3) 不合格となった者についても、(1)②ウによりパートごとの判定を行なう。
- (注意4) (1)②及び(2)については、第39回介護福祉士国家試験から適用する。