精神保健福祉士国家試験

出題基準・合格基準

精神保健福祉士国家試験合格基準

次の2つの条件を満たした者を合格者とする。

  1. 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
  2. 1を満たした者のうち、試験科目16科目群(ただし、(注意2)に該当する者にあっては、5科目群。)の各科目群すべてにおいて得点があった者。
    • [1]  精神疾患とその治療
    • [2]  精神保健の課題と支援
    • [3]  精神保健福祉相談援助の基盤
    • [4]  精神保健福祉の理論と相談援助の展開
    • [5]  精神保健福祉に関する制度とサービス、精神障害者の生活支援システム
    • [6]  人体の構造と機能及び疾病
    • [7]  心理学理論と心理的支援
    • [8]  社会理論と社会システム
    • [9]  現代社会と福祉
    • [10]  地域福祉の理論と方法
    • [11]  福祉行財政と福祉計画
    • [12]  社会保障
    • [13]  障害者に対する支援と障害者自立支援制度
    • [14]  低所得者に対する支援と生活保護制度
    • [15]  保健医療サービス
    • [16]  権利擁護と成年後見制度
      • (注意1)  配点は、1問1点の163点満点である。
      • (注意2)  精神保健福祉士法施行規則第6条の規定による試験科目の一部免除を受けた受験者にあっては、配点は、1問1点の80点満点である。

(参考)出題基準に関連する事項

試験の方法
  • (1)試験は、筆記の方法により行なう。
    なお、障害がある者等については、その申請により点字問題、拡大文字問題、チェック解答用紙等による試験を行なうほか、試験時間の延長等必要な配慮を行なう。
  • (2)出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択形式とし、出題数は163問、総試験時間数は275分とする。